スクエアは個人でも法人でも、審査の通りやすいやすいサービスと言われています。「事業始めたばかりなので心配」「個人でも大丈夫なの?」など気になる人もいるかもしれません。
でも、実際にはハンドメイド作家などの個人から法人まで多くの方が審査に通過しています。審査基準は公開されていないので、実際に通過しやすいかは断言はできませんが、「審査の入力情報が少なく」「書類もいらない場合が多い」スクエアは通過しやすいキャッシュレス決済サービスと言えると思います。
そこで今回はスクエアの審査の注意するポイントは何か?審査の流れや期間はどのくらいなのか?ということを調べてみたいと思います。

個人のハンドメイド作家でも審査に通過したよ。
スクエアの審査のポイント
スクエアの審査のポイントはこの3つになります。
難しい作業はないので登録画面の指示にしたがい、確認しながら進めていくことをおすすめします。
- 申請記入のときは、誤字などの打ち間違いに注意
- 提出書類はいらないが、必要な場合にそなえて用意しておく
- メールで追加資料などの連絡があれば早めに対応する



難しい作業は少ないので、一つづつ打ち間違いに注意するのがスムーズな審査のポイントだよ。
スクエアの特徴
スクエアの特徴はこんな感じです。
- 審査に必要な情報の入力が少ない
- 最短で当日に審査の結果がわかる。
- 予備としても申し込むのも良い
- 他のサービスでだめでも審査に通ることがある
- 審査通過したブランドは利用可能
審査に必要な情報の入力が少ない
スクエアは審査の項目が少なく「メールアドレス」「店舗・代表者情報」「受取口座」の入力で審査通過できます。
5分程の入力で、実際に書類を提出しないので審査も早く簡単です。
最短で当日に審査の結果がわかる。
VISA・Mastercard・American Expressのカード審査は最短当日で、結果が分かります。
その他のブランドも審査が早いですが、混雑状況や申請のときの入力内容で違いがでます。
他の決済サービスと比較しても審査は早いので、とにかく急ぎでカード決済を導入したい人にもおすすめです。
JCB、Diners、Discover: 最短3~4日 通常7~10日 混み合っている時2~3週間
電子マネー 交通系電子マネー: 最短3~4日
QUICPay: 最短6日 混み合っていれば30日前後
PayPay: 最短10日 混み合っていれば30日前後
予備としても申し込むのも良い
スクエアは審査が早いだけでなく、スマホだけで決済端末がなくても決済できます。wi-fiが切れても決済できるオフライン決済など、電波が途切れやすい出先のイベントなどにも便利です。決済関係のトラブルは突然起きることも多いので、他のサービスのトラブル時の予備として登録しておくのに最適です。登録料や月額固定費もかかりません。
他のサービスでだめでも審査に通ることがある
決済サービスごとに基準の詳細は違っていて、他の決済サービスで審査に通らなかった場合も、スクエアでは通る可能性があります。
審査通過したブランドは利用可能
VISA・Mastercard・American Expressは審査に通ったけど、JCBには通過しないといった場合も、審査に通過したブランド(VISA・Mastercard・American Express)は利用可能です。
以上が、スクエアの特徴になります。
「入力項目の少なさ」と「審査の速さ(最短即日)」がスクエアは審査に通過しやすいと言われている理由です。
実際には審査基準は公開されていませんので、はっきりとは断言できませんが、ハンドメイドなどの個人から法人まで多くの方が審査に通過しています。
スクエア申し込みの流れ
- 公式サイトから無料登録
- 「メールアドレス」「店舗・代表者情報」「受取口座」の入力申請(提出書類はなし)
- 申請後求められた場合「追加資料」を提出
公式サイトから申請を行います
簡単な必要事項を記入するだけで5分程度でおわります、書類の提出はありません。
入力する項目は少ないですが、名前の打ち間違えなどがあると、審査が長引くので確認しながら入力をおすすめします。入力した代表者氏名や法人名と受取口座の名前が違う場合は、資料提出など審査が長引くことがあるので可能な限り同じがスムーズです。
申し込みの情報入力だけで利用開始できる人が多くいる中で、特定の業種の人などには書類の提出が求められることがあります、これを追加資料といいます。追加資料が必要な場合、入力申請後メールにて連絡が入ります。求められた場合も郵送などは必要なく、手順に従ってスマホで写真を撮るだけなので簡単です。
参考までに、私は個人事業で店舗なしハンドメイド品販売でしたが追加資料は必要ありませんでした。
追加資料について
追加資料は必ず必要ではありませんが、求められた場合に備えて資料も用意しておくと審査をスムーズにすすめられます。資料追加のメールの指示内容に従い対応すれば大丈夫です。印刷したものをスマホで写真をとるだけなので、できるだけ早めに対応することをおすすめします。追加提出をした場合、1〜2 営業日以内にアカウント承認結果が送られて来ると公式ページには書かれています。
資料追加のメールの指示内容によって変わることもありますが、基本的には追加書類としてこちらを用意しておくとスムーズです。
- 法人または団体の場合:登記簿謄本
- 個人事業主の場合:開業届
「登記簿謄本」や「開業届」がない場合は、広告、メニュー表、各種ライセンス証明書、名刺、過去の取扱品およびサービスの請求書、注文書、納品書など、提供サービスの内容が確認できる書類を提出します。
「各種ライセンス証明書」の例としてはこちらになります。
まつげパーマ、まつげエクステンションサロン:美容所届
飲食店:各種営業許可証
カウンセリング:各種資格、各機関卒業証書
リサイクルショップ:古物商許可証
アートメイク:医師免許
スクエアの審査に必要な期間は?
審査期間はこのようになっています。基本的には審査は他のサービスと比較して早いですが、状況や申請内容にもよるので余裕をもって申請するのが安心です。
VISA・Mastercard・American Express 最短当日
JCB、Diners、Discover 最短3~4日 通常7~10日 混み合っている時2~3週間
電子マネー 交通系電子マネー 最短3~4日
QUICPay 最短6日 混み合っていれば30日前後
PayPay 最短10日 混み合っていれば30日前後
審査に受かりにくい業種や商品
以下のような業種や商品を取り扱っている場合は審査に受かりにくいとされています。(受からないわけではありません)追加資料も求められる可能があがります。



受かりにくい業種や商品でも条件にに当てはまれば審査に通る可能性はあるよ。
・結婚相談所、出会い系サイト、訪問販売、エステや英会話など特定継続的役務の提供、クラウドファンディングなどの業種
・温水器、エステ関連商品、宝石、医療器具、会員権などの商品
「エステや英会話など特定継続的役務の提供」ですが、エステや英会話が受かりにくいのではなく、「特定継続的役務の提供」を行う場合受かりにくいということになります。簡単に説明するとコース料金の前払いや回数券を発行し、数か月にわたってサービスを提供するもののことを指します。月謝として毎月もらう場合などは該当しません(自動継続決済サービスの利用など)
スクエアでは回数券の販売も条件を守れば認められていて、エアペイやストアーズ決済は認められていません。
そういう意味でも、スクエアは正しく条件を守っていれば審査に受かるとも言えます。
前払い、回数券の販売の条件はこちらになります。
該当しない人が多いと思いますが少しややこしいので、「数か月にわたってサービスを提供するもの」がある場合に確認してみてください。
・学習塾や結婚紹介所やパソコン教室など
決済金額が5万円未満なら有効期限は1年間以内。
5万円以上であれば2ヶ月以内の有効期限なら決済可能。
・エステティック業など
決済金額が5万円未満なら有効期限は1年間以内。
5万円以上であれば1か月以内の有効期限なら決済可能。
・その他の業種(整体院など)
決済金額が5万円未満なら有効期限は1年間以内。
5万円以上であれば2ヶ月以内の有効期限なら決済可能。
追加資料でホームページを提出する際のポイント
追加資料で、ホームページを提出する際のポイントはこちらです。
・特定商取引法に基づく表記を記載
・ECサイト運営の場合は、商品をカートに入れられる状態にしておくこと
・許認可を取得し、掲示しておく
許認可にはこんな業種があります。
不動産業 宅地建物取引業免許
建設業 建設業許可
旅行業 旅行業登録
旅行代理業 旅行業者代理業登録
タクシ-業 一般乗用旅客自動車運送事業許可
トラック運送業 一般貨物自動車運送事業経営許可
自動車分解整備業 自動車分解整備事業認証
倉庫業 倉庫業登録
飲食業 飲食店営業許可
お酒の販売 酒類販売業免許
たばこの販売 たばこの小売販売業許可
医薬品販売の販売 薬局開設許可
美(理)容院 美(理)容所開設届出
クリ-ニング業 クリーニング所開設届出
旅館・ホテル 旅館業営業許可
人材派遣業 一般労働者派遣事業許可
産業廃棄物処理業 産業廃棄物収集運搬業許可
警備業 警備業認定
探偵業 探偵業の届出
まとめ
スクエアの審査と通過のポイントについて紹介しました。スクエアは個人から法人まで審査に通過しやすいサービスですので、資料の提出を行うことなく導入開始できる人も少なくないと思います。



難しい作業はないけれど、追加資料が求められたときは指示に従って適切な資料を送るのが大切だよ。
追加資料が必要な場合はメールの指示にしたがって、速やかに写真を撮って提出すればスムーズに審査が進みます。JCBなどは審査が一度しかできないので、追加資料がもとめられた場合は必要なものをちゃんと提出するのがおすすめです。
スクエア登録の注意点をおさらいします。
・申請記入のときは、誤字などの打ち間違いに注意
・提出書類はいらないが、必要な場合にそなえて用意しておく
・メールで追加資料などの連絡があれば早めに対応する
スクエアは審査が早く通りやすいので、急ぎで導入したい場合や予備としてとりあえず導入したい場合にもおすすめです。登録だけしておいて利用しなくても、月額固定費、入会金がかかりません。