スクエアをサブスクの決済に使えるのか、気になりますね。
サブスクというと、自動で引き落としする「自動継続課金」の機能が重要ですね。
「自動継続課金」は、カード番号などのお客様情報を「お店側」もしくは「お客様側」で登録します。
登録後はその情報を使って、自動で継続してお支払いしてもらえるサービスです。
結論からいうと、スクエアは自動継続課金ができるのでサブスクでも利用できます。
アマゾンやネットフリックスみたいな定額の自動継続課金から、お客様ごとに金額を変えて自動継続課金もできます。利用料は支払いの時の手数料のみなので、導入しやすいサービスです。
注意点として、スクエアの自動課金はクレジットカード支払いのみなので、相手の銀行口座から自動引き落としができません。口座引き落としも検討している場合は「ベイス」「会費ペイ」も合わせて検討してみてください。
今回はスクエアのサブスクに使える便利なサービスついて紹介していきます。

スクエアのサブスクにつかえる便利な機能について紹介していくよ。
スクエアの自動継続課金の機能について
自動継続課金システムを導入する場合、販売する商品やサービスによって必要なものは違いますよね。
例えば見積書を見てもらってから決済したかったり、SNSのリンクからお客さんに登録してもらったり。利用の用途で使い方は様々だと思います。
スクエアでは利用用途に合わせた使い方ができるよう、自動継続課金ができる3つのサービスがあります。どれも無料で導入できるので用途にあったものを選んで使います。
- Square請求書
- Squareサブスクリプション
- Squareオンラインチェックアウト
それぞれ細かな違いはあるのですが、どれも月額利用料などはなく決済時の手数料のみで使えます。上から順に「細かい設定ができるが手間も多い」→「設定が少なく簡単に利用できる」という感じになります。
比較してみるとこんな感じです。






項目がたくさんありますが、できることが増えると、設定することが多くなるので手間が増えるといった感じです。
サブスクリプションの一時停止というのは、退会ではなく休会するといったような使い方ができるサービスです。
比較していきますね。
Square請求書
メリット
- 個別の取引相手向き
- 取引ごと(請求書ごと)に金額を設定できる
- 見積もりの発行ができる
- 途中で金額、支払日を変更できる
- 定期請求書の停止は店側でしかできない
デメリット
- 決済手数料が少し高い(3.75%)
- 作成する手間が掛かる
- 相手のメールアドレスが必須
細かい設定ができるのでお客様ごとに金額を変えたり、課金開始後に再登録なしで金額や支払日の変更ができます。請求終了日の設定や、支払い忘れを防止する自動のリマインダー、見積書・契約書の添付もできます。
設定が細かいので作成に手間がかかるのと、決済手数料が少し高いです。
お客様ごとに個別にプランを変更したいときに便利なサービスです。
利用が向いている業態
・税理士や弁護士の月額顧問料
・家具や家電の月額レンタル料
・マンツーマン語学レッスン費
・シェアオフィスの月会費



商品・サービスの値段や支払日は途中変更しない人は、「Squareサブスクリプション」「Squareオンラインチェックアウト」が便利だよ(現在の商品・サービスを解約後、別の商品・サービスに変更は可能)
Squareサブスクリプション
- 不特定多数との取引に対応
- プラン毎に管理でき、定額サービスに便利
- お客様側でもサブスクのキャンセルや一時停止ができる
- 「休会」の設定が可能
- 相手のメールアドレスが必要
- 途中で金額や支払日は変更ができない
「Square請求書」と比べると、設定項目が少なく導入しやすいです。
「Square請求書」は相手に合わせてその都度請求内容を作る必要がありますが、Squareサブスクリプションは一度プランを作成すればプランを使いまわしできます。
相手ごとに個別にプランを設定するのではなく、いくつかの設定したプランから定期的に集金したい場合はSquare サブスクリプションが便利です。決済手数料も「Square請求書」よりも少し安いです。
利用が向いている業態
・ヨガレッスンの月会費
・料理教室の月会費
・パンの定期便
・生鮮食品の定期便
「指定日に引き落としでなくてもよい場合」や「お店側の登録作業を減らしたい場合」は、次に紹介する「Squareオンラインチェックアウト」がおすすめです。
Squareオンラインチェックアウト
メリット
- 商品説明文と画像の掲載ができる
- 同じリンクで複数の顧客に利用可能
- お会計リンクをQRコードとして印刷できる
- メールアドレスを聞く必要がない
- お客様に情報登録してもらえる
デメリット
- 支払日が設定できない
「Squareオンラインチェックアウト」は「Squareサブスクリプション」とほぼ同じで、あらかじめ決めたプランで継続課金します。決済リンクから登録できて使いまわし可能なので、「ホームページ」や「SNS」にリンクを記載、「チラシにQRコードを印刷」しておけばお客さんに登録してもらえます。



SNSなどでリンクを紹介すれば「コーヒー豆の定期便(月に1回)をご希望の方はこちらからお申し込みください」みたいな感じでつかえるよ
「Square請求書」「Squareサブスクリプション」はメールで送らないといけないので、アドレスなど相手の情報が必要です。登録までお客様で完結するので、お店側の手間がだいぶ少ないです。決済手数料3.6%なので「Square請求書」(3.75%)よりも少し安いです。
決済日が指定できず、お客様が登録した日を1日目として決めた期間で継続決済されます。毎月25日に引き落とすといった設定ができません。
継続自動課金はいつ振り込まれる?
Square アカウントに三井住友銀行またはみずほ銀行の銀行口座を登録している場合は、0:00 から23:59までの決済分が、決済日の翌営業日に振り込まれます。
三井住友銀行・みずほ銀行以外の金融機関口座をご登録の場合、毎週水曜日で締め、同じ週の金曜日に合算で振り込まれます。
振込手数料は、Squareが負担なので無料です。



入金サイクルがとてもはやいよ!
〇まとめ
スクエアでサブスク決済は可能です。
請求書や見積書を出して決済依頼する場合は「スクエア請求書」、リンクを紹介すれば気軽に登録してもらえる「オンラインチェックアウト」も使いやすいですね。
どのサービスも会計のときの手数料だけで無料で導入できるので、比較しながら用途にあったものを選択していくと良いね。